人権コラム

シンボルマーク 地球儀ジェンダーって?

〜性別の役割分担〜

ふだんの生活の中で女性だから、男性だからといった固定的な見方をしていませんか。
たとえば、男は強くたくましく、女は弱くか細いといった男女の性別でひと括りにする考え方です。
思い込みや固定観念にとらわれたりすることは誰しもが持っています。
それを無くそうとするのではなく、自分にはそうした傾向があることを自覚することが大切だと思いますが、皆さんはどう思われます?


職場で男女が同じような行動をとっても、それが女性であるか男性であるかにより、その行動に対する見方は 違ってくるのではないでしょうか。
下にいくつかの例をとりあげました。皆さんはどのような見方をされるでしょうか。
見方の例
彼の机の上に家族の写真がある。
彼女の机の上に家族の写真がある。
(彼・彼女)は、キャリアより先に家庭が来るのだろう。
(彼・彼女)は、堅実で責任感がある家庭人だ。
彼の机の上はちらかっている。
彼女の机の上はちらかっている。
(彼・彼女)は明らかに勤勉な労働者であり、多忙な人だ。  
(彼・彼女)は明らかに無秩序で散漫だ。
彼が同僚と話をしている。
彼女が同僚と話をしている。
彼・彼女)は噂話をしているに違いない。
(彼・彼女)は直近の取引の話をしているに違いない。
彼は席にいない。
彼女は席にいない。
(彼・彼女)は会議に出席しているに違いない。
(彼・彼女)はトイレに行っているに違いない。
彼は上司と昼食をとっている。
彼女は上司と昼食をとっている。
(彼・彼女)は出世するだろう。
2人は関係があるに違いない。
彼は結婚した。
彼女は結婚した。
(彼・彼女)は退職するだろう。
(彼・彼女)はより落ち着くだろう。
彼は不公平な取り扱いを受けた。
彼女は不公平な取り扱いを受けた。
(彼・彼女)は泣いていた?
(彼・彼女)は怒っていた?
彼は出張に行っている。
彼女は出張に行っている。
(彼・彼女)はキャリアに役立つだろう。
(妻・夫)は何て言っているのだろう。
彼はより良い仕事に転職する。
彼女はより良い仕事に転職する。
(彼・彼女)はあてにはできない。
(彼・彼女)はどのように良い機会をつかむか知っている。

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